2009年9月1日火曜日

NO NORE セフレ

昨夜は夕勤から勤務、しかも超忙しく、できる限り効率よく仕事をしましたが、結局1時間オーバー、14時間、休憩なしで働き詰めでした。

疲れました。そして今日も明日も勤務です。

短めにやります。コンビニは過当競争から、これまでより仕事の量がどんどん増えています。
それでいて、売り上げ、利益ともあがりませんから、仕事量が増えても収入の増加につながらない、本来、本部は加盟店の利益につながるような施策を セフレ実施すべきですが、現実には実績を上げることができていません。売り上げの増大はスクラップ&ビルドによる新規の売り上げ増大効果であり、既存店の売り上 げは下がっています。

この事件で問題なのは本部と加盟店は契約上は対等であり、本部はチャージというロイヤリティーを本部に払い、その対価として、ここが重要ですが、 商品の仕入れルートの提供、販売ノウハウの提供、販促資材の提供、 看板の使用許可、本部経営アドバイザー(スーパーバイザー・SV)による経営指導や、 運営マニュアルの提供、宣伝広告などを受けることができます。

判決でも指摘されたとおり、仕入れルートの提供であって、本部はあくまでも仕入れの代行にすぎません。

そのため、加盟店と仕入れ先の間での売買契約であるから、仕入れ金額等の完全開示が必要という判決が出たのです。

実はこれはあくまでもシンボリックな事件であって、本来の問題は本部と加盟店とは利害関係が一致していることが前提であり、加盟店側はそう信じて契約をしています。

ところが現実には加盟店がいくら損をしようとそれでも本部が利益を得る仕組みに問題があると言え、それが不満の原因になっていると言っても過言ではありません。

そしてそれが本部側の優越的セフレ地位を利用した不当な契約とされる判決が出ており、今後はコンビニ契約の見直しが起きていく可能性があります。

本部あっての加盟店ではなく、本部も加盟店も痛みを分け合うセフレの形があってこそ一体化していく、本部だけが肥え太る現状は奴隷的、きわめていびつなものと言えます。

儲かる加盟店は一部、大半は四苦八苦、これがコンビニの現実です。